2018年5月17日

道具デザイン演習1

道具デザイン演習で、印刷会社のGRAPHさんにお越しいただきまして、特殊印刷物を見せていただきました。

実際に手に取って見ることで印刷にもこんな可能性があるのだと、皆さん興味深々でした。

道具演習の課題でもこの日はリーフレットを作っていましたが、四角いものだけがリーフレットではありません。

工夫、デザイン、印刷技術によって、二次利用できるような、捨てたくなくなるようなものになります。

残念ながら写真の公開はできませんが、デジタルだけではない、実際の紙の優れたものを見るということで自分の中の感度があがります。

 

わざわざお越しいただいたGRAPHの皆さまありがとうございました。

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2017年12月22日

道具デザイン演習Ⅱ「ドライヤー」

二年生の道具デザイン演習Ⅱ「ドライヤー」の最終講評会で、特別講師 秋田道夫先生にお越しいただきました。

今年は、「ドライヤー」をテーマに出題していただきました。

この写真は、スタイロで作ったプロセスのスタディーモデルです。

 

前日のプレゼンテーション技法での呼びかけもあり、一年生の大半が聴講に来てくださいました。

一年生のただならぬやる気が伺えます。

みなドライヤーという初の工業製品の課題に苦戦していた模様です。

「緊張感をプレゼントしに来ている」という秋田先生の言葉通り、発表する二年生一人一人、緊張しているのが伺えました。

人は緊張する時に成長します。伊達公子さんは緊張しないと力が出ないとおっしゃったそうです。

想いを込めて作ってきた人のプレゼンボードはそれが溢れており、その反対もしかり。

一年生は今初めてのプレゼンボードの課題に向き合っていますが、その大切さを思い知ったとみんな言っていました。

良いプレボは見た瞬間わかる。そのことを実感したようです。

 

 

受講生のみなさん。今日まで大変だったと思いますが、その過程で個々人が得たものの大きさを感じます。

坂口さんと岡田さんは満点おめでとうございます。

そして秋田先生、素晴らしい切れ味のご講評ありがとうございました。

そして、中間講評で起こし頂いた卒業生で現在シャープ株式会社のプロダクトデザイナー金岡さんもありがとうございました。

金岡さんのおかげでかなりレベルが上がったと思います。

 

 

来年、自分たちにこのようなすごいものができるのか?不安に思った一年生多数のようですが、やる気があれば「できます!」

みんな今日は来て良かったと感動の言葉で埋められたレスポンスペーパーを見て本当に良かったと思いました。

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2017年7月28日

道具デザイン演習1「時を感じる」

道具デザイン演習1の後半は佐藤延弘先生による出題です。

2017年7月26日にその課題の最終講評会でした。

「時を感じる」をテーマに学生たちは様々な可能性を探りました。

 

紙に書いた文字インクを再度、インクに戻して雲のように固めて水の入った瓶に詰めるなど。

トイレットペーパーの芯に絵の具と油を混ぜて付着させるなど。

膨らんだ風船にボンドをかけて風船をしぼませて脱皮させるなど。

よくそんな事を思いついたね。と思うような、実験的で、発明のような課題でした。

どれも、美しく興味をひくものが多かったです。

 

やってみてうまくいった学生、そうでない学生もいたとは思いますが、各自が試行錯誤したプロセスは貴重な宝ものです。

高得点だった上位三名には佐藤先生より佐藤先生の作品が副賞として贈られました。

おめでとうございます!

もう一歩だった人も、是非、ここで夏休みに突入せず、やり直して作品集に良い形で入れられるようにしてください!

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2017年7月19日

道具デザイン演習Ⅲ 時計のデザイン

三年生前期で受講する、道具デザイン演習Ⅲでは「掛け時計」が出題されました。

素材は自由で、革、樹脂、木、真鍮まで様々です。

どれもシンプルでインテリアにあって違和感のない売れそうなデザインが多かったです。

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2017年7月18日

鍋敷き販売会 in 多賀SA

道具デザイン演習1で制作しました、多賀町産材を用いた鍋敷き。

多賀町産の杉ということで素材を縛り、二個作るということで、自ずと工程や作りやすさにも制限ができました。

学生らしい作品というよりは、非常に現実的な商品に近くなったと感じています。

これは、良いのか悪いのかですが、そんな制約の中にもデザインの幅があり、小さなR一つにもこだわってデザインや造形というものを考えて欲しいという想いがありました。

全員のPOPを掲載します。

先日、大学に見学に来られたNEXCO中日本の方々も、学生の作品だからと期待されてなかったと思われますが、この完成度に驚かれて帰られました。

 

今回、学生にも実際に値段をつけて販売するという試みをしました。

2017年7月18日に多賀SAで販売会を実施しました。

 

みな、それぞれ良いものになったと思います。

売り場の設営や接客までやります。値段も自分でつけます。

その土地の材料で作ったものを、値段をつけて、その土地で売る。そんな実践的で地域を巻き込んだ課題です。

おかげさまで数時間で完売しました。

 

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