衰退傾向にある市街地の「仮想世界を表現した観光施設」による再生の提案異世界へとつながる街の隙間

中嶋 万葉

LD賞2014

せんだいデザインリーグ 
卒業設計日本一決定戦2014 ファイナリスト選出

 若者がより便利な街に移り住む乙とで衰退している街があ る。そとに観光施設を作る。家と家の聞にある幅1 m ほどの狭い隙聞に仮想世界の登場人物達の家を建てる。普段気にもとめていなかった隙聞が異世界のような空間へと人々を導く。

 今回の仮想世界はスタジオジブリの世界。彼らの力を借りて街に活気を取り戻す。
 
全体のコンセプ卜は通り抜ける家。狭い敷地では人がすれ違うととも困難なので入口と出口を分けて作り戻らなくてもいいように動線を整理した。

 もう一つのコンセプ卜は驚きのある家。作中にすでに出てきている家をそのまま作っても実物をわざわざ見に来たいとは思ってもらえない。そとで登場人物の性格の分析を元に設計しなおした。水の上を歩いたり隠し扉を見つけたり、観光客が楽しめるように配慮した家を考えた。