2017年11月1日

「どんぐりけんだいまえ保育園」が、「ウッドデザイン賞」を受賞

人間文化学部生活デザイン学科佐々木研究室が意匠設計を手掛け、環境科学部環境建築デザイン学科高田研究室が構造設計を手掛けた「どんぐりけんだいまえ保育園」が、「ウッドデザイン賞」を受賞しました。

本賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。全分野全国250点が選出され、滋賀県からは3点選出されました。

 

■受賞概要

<作品名>

どんぐりけんだいまえ保育園

 

<概要>

滋賀県彦根市に位置する小規模の保育園の計画である。建物は半屋外の「いえそと」の中廊下と、「いえ」のような入れ子状になった保育室の空間を、木箱のような外壁でつつみこむ構成である。小断面国産材による構造により、工期短縮とコストの両立を図っている。また木質系素材ならではのシンプル、かつリジットではない空間によって、園児も保育士も様々な使い方が出来ることを狙っている。

 

<設計・施工>

意匠設計:Studio In’s Factory+滋賀県立大学生活デザイン学科佐々木研究室

構造設計:滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科高田研究室、ケイツー建築設計事務所

施工:(株)ヤマタケ創建